About

愛知県豊橋市を拠点に活動するデジタルアーティスト。
幻想的な色彩と柔らかな線が織りなすその作品世界は、観る人の記憶の奥底にひそむ“忘れられた景色”や“あり得たかもしれない物語”をそっと呼び覚ます。
獣医学科を中退し、写真や一般職などを経験したのち、出産を機に息子をモデルに独学で絵を描き始めたという異色の経歴をもつ。
絵を描くことは、現実の延長ではなく、むしろ日常から解き放たれた「空想の戯れ」――。
それは自身の中に静かに芽吹いた物語の欠片が、やがて色を帯び、かたちとなって風のように描かれていく過程である。

活動を本格化させてからわずか7ヶ月で「未来へ届け光のアート展inいしかわ」にてイラスト部門芸術大賞を受賞。
さらに2024年10月にはパリ・ルーブル美術館に隣接するカルーゼル・デュ・ルーブルでの展示を成功させ、2025年6月にはパリのアート専門誌「REPUBLIQUE DES ARTS」に見開き2ページで掲載されるなど、国内外から高い評価を得ている。
以降世界各地での出展が続々と決定しており、創作活動の舞台はますます広がりを見せている。

なお、幻想的な作風の中には、自身の人生で経験してきた孤独、喜び、再生といった感情の襞が織り込まれており、それが見る者に「懐かしさ」や「やさしさ」を感じさせる所以でもある。

日々の作品はInstagram(@kokokoro0217)にて公開しており、その中で語られる作品の背景や詩的な言葉も、ファンの間で深い共感を呼んでいる。

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